【都内の結婚相談所は口コミを見て面談予約】シニア婚活が人気の理由

シニア婚活が人気の理由は「お金」「介護」「離婚」の3つの理由が考えられます。

金融庁の金融審議会が2019年に示した報告書では「老後30年間で約2,000万円が不足する」といわれています。年金だけでは生活費として足りないため、働き続けなければいけない可能性があるのです。

ただし、歳をとればできる仕事も限られてくると共に、体力にも自信がなくなるのが現実です。結婚すれば2,000万円を2人で背負っていけるという心強さと安心感を得られる可能性が高まるのです。

老老介護という言葉があるように自分の両親がまだ生きている場合、1人で2人の老人の介護を請け負うことになります。いくら家族でも、自分自身もいつ介護が必要になるかわからない世代が毎日介護をし続けるのは心理的不安も大きいでしょう。介護の相談や愚痴を聞いてくれるだけでも、パートナーはありがたい存在です。

子育てがひと段落して夫婦2人の時間を楽しむ方々もいれば、離婚して新しいスタートを選択される方々もいます。厚生労働省の公開しているデータによると、1950年から2008年にかけて、20年以上連れ添った夫婦が離婚する割合は婚姻歴が短い夫婦に比べて増加傾向です。法改正で離婚後も年金受給が可能になったことが影響しているかもしれません。ひと昔前に比べ離婚に対するハードルも低くなり、新たなパートナーを探す方も多いです。

シニア婚活を始める方法として「婚活パーティー」「マッチングアプリ」「結婚相談所」を利用するのが代表的です。

婚活パーティーは参加年齢層が固定されており、バスツアーや街歩きなどサークル感覚で参加できるのが人気です。ただし、参加される方の中には結婚を目的とせず、茶飲み友達を探しているという方もいます。本格的なお付き合いに結びつかないパターンも多く見受けられます。

また、マッチングアプリはオンラインでのコミュニケーションから始まるため、スマートフォンに慣れ親しんだ20～30代がメインのサービスです。若い方と知り合いたいと思っても仲介してくれる人がいない場合、なかなか出会える機会はありません。

結婚相談所は結婚を目的とした方々が登録しているため、出会いの質が高いことがポイントです。プロフィール写真や自己紹介の書き方などの指導と共に、デートの服装や会話のアドバイスといった手厚いサポートも魅力です。入会金や月額費がかかる分、本気で結婚したいという人が集まっています。結婚までのスピード感も早いため、シニア世代で本当に結婚したいという方には向いています。